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彼女を立ち上がらせるために手を差し出す。
いや、それはすぐに差し出そうとしたに変わってしまったわけだけど。
どちらかというと大人らしい純白の白の下着。
それだけに足らず、視線をちょいと上げると3Dメガネを凌駕する立体的な胸。
手を差し延べる際にそれが俺の視野を支配してしまうわけで。
しかもしかもそれに目に涙を浮かべて、こちらを見るそれはほぼ上目づかい……。
正直たまりません。
「あの……?」
はっ!
今何かお花畑が見えたぞ!?
てか彼女に心配かけちゃってる……。
……大丈夫じゃない、って答えたいけど理由があれだしな……。
「私のパンツを……見てたんですか?」
その言葉に体が硬直する。
や、ややややばい。
どうにかしてごまかさないと。
ああああ!
でも何も言い訳が思い付かない!
脳が混乱してやがる……!
「ふふ……別にもっと近付いて見てもいいんですよ?」
ん?
今なんか聞こえたような?
「どうしたんですか? 見ないんですか?」
混乱しすぎて耳もおかしくなったかな?
「遠慮はいらないんですよ?」
そんな……あの水越がそんな台詞言うわけじゃないか。
彼女の方に再び顔を向ける。
彼女は小悪魔な笑顔を浮かべていた。
「あ、やっと見てくれました」
……マジで?
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