【本文】叫びと唄｜4ページ - 小説投稿エブリスタ

へい、ほう、へい、ほうへい、ほう、へい、ほう俺達住むのは土の中暗くて狭い城下町それでもこころは晴れやかで今日も一日働くぜへい、ほう、へい、ほうへい、ほう、へい、ほう俺達名前はいらないぜなにせ俺達ゃちっぽけでなにせ俺達ゃ弱っちいだけど女王様の為一致団結した時にゃモグラも尻向けとんずらだへい、ほう、へい、ほうへい、ほう、へい、ほうお空の上から見たならば俺達ゃ小さな点の粒取るに足らぬと侮るなかれだって近くで見たならばきっとアンタも惚れちまうへい、ほう、へい、ほうへい、ほう、へい、ほう働きアリと聞いたらば同情かける奴もいる余計な心配ご無用さ城を護るが俺らの喜び傍（はた）が楽（らく）して暮らすの見れば命賭けるも悪かねぇへい、ほう、へい、ほうへい、ほう、へい、ほう……

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