第三章

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  食堂に行く途中風呂の前を通ったら電気が付いていて シャワーの音と猫の鳴き声が聞こえた うおいおい… ペット禁止だろ…ここ… 聞こえなかったことにしてそのまま通りすぎようとしたら 猫の鳴き声ではないことに気付いた うおっとー!この俺様が通りすぎるとこだったぜぃ 誰だよ、風呂でヤってるおバカ者は 俺様が見てやる ヤッベー…勃っちまう… 「何やってんだ?残念なイケメンさん」 「うほっ!?」 「『うほ』?」 後ろから聞こえた声の主に顔を向けた 「……あ…高良か…」 「お前の部屋行ったら直樹が『充は食堂』って教えてくれたけど 何、風呂待ち?」 「ん、違う違う。俺に用か?」 「俺も腹減ったー!」 子供みたいな可愛い笑顔… 惚れてまうやろー! 「じゃ、行こか」 はぁ、生は見れなかったか…  
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