第三章

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  「いやぁ、やっぱり楽しいわ もっと腐男子増えればいいのに」 「だからこうやって怪しいことしてんだろ でも本当にこんなんで腐男子が増えるのかねぇ? ……おホモ達は増えそうだけど」 「ん?今何か言ったか?」 「…いんや、何でもねぇよ 腐男子が増えればいいな」 「おう!」 そう、あんなことやってた理由は 俺達のやり取りを見て腐男子が増えるんじゃないかと思ったからなんですよねぇ 皆にBLの良さを教えたかっただけなんですよぉ 俺の趣味は腐男子を増やすことですから 痛い痛いっ!!石投げないでっ! あ、俺は腐男子ってだけでノンケですけども、はい もちろん男との経験もありません、ええ 『退け退け!お前らっ!』 「ん?何か外が騒がしく…」 「おい!俺も混ぜろ!」 あれ?おかしいな 戸には鍵をかけたはず つうか高良が戸を開けた時聞こえてはいけないような破壊音が聞こえたんですけど… 「あ?鍵?かかってた?」 何この人、怖い  
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