再び始まる恐怖

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通称、バトルロワイアル4を作った。この法律は学校を一週間以上病気、ケガ以外で休んだ場合、 その生徒を処刑処分に処するというものだ。 本当に殺されるとわかった生徒は不登校になるわけがなかった。 この大会は今年またルールが変わった。 どのようなルールなのかは直接国に聞きに言っても教えてくれない。 優也はそれでもこの大会に参加するつもりだ。優也はいろいろなことを考えながらコーヒーにミルクと砂糖を入れた。 「甘くなきゃ」とつぶやいた。 パソコンの本体に何かを差し込んだ。その瞬間画面が変わった。 神に従う人間の姿が描かれている絵だ。 どうやら自分のデータベースをこのパソコンに入れたようだ。 このデータはここ数年のバトルロワイアルの事が記録されている。 名簿から優勝者、死者までが記録されていた。 そして優也は甘々のコーヒーをすすった。 優也はマグカップを置くとすごい勢いでキーボードを叩いた。 どこかへ侵入しているようだ。 そして成功したようだ。 「ハッキング成功」優也はそう言ってまたコーヒーをすすった。 ハッキングをしたらしい。優也が侵入したのは国の秘密データ管理施設のようだ。 優也はこうしていろいろなデータを盗んでいた。今、この法律は世間にばれた。 だから情報はテレビなどですぐ手に入るが優也がほしい記録はこうでもしないと見つからない。 だが優也は見つけた。 「よし」さらにコーヒーを飲んだ。 だがコーヒーは底を尽きた。 優也はがっかりした顔をしてドリンクバーへ向かってフードをかぶって扉を開けた。 今、顔を見られると面倒だ。 優也が席を立ったパソコンの画面では国の秘密データのハッキングダウンロードが完了していた。
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