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「こういうやつと本気でやりたい。…違う？」
「へっ、流石宿主。よくお分かりで！」
佐助の体が黒子へと向かう。
「先程から独り言が多いですわね。うるさいぐらいですわ！」
佐助の目の前に鉄矢が何本も飛んでくる。
「悪いな。『背負っている者』が違うんでな」
瞬間移動された鉄矢は、常人なら普通避けるのが困難とされるが、いとも簡単に避けていく。
「やはりお強いのですね」
この状況に、黒子は恐怖どころか楽しさをも見い出せているようだ。
「そりゃどうも！」
佐助は黒子の目の前で回し蹴りを放ったが、一瞬にして彼女の姿が消え、またも後ろを取られる。
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