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月『購買行くか』
あたしはサイフをもって教室を出ようとした
だが
グイッ
誰かに後ろから手を掴まれ
引っ張られて壁に押さえつけられてしまった
B「どこ行くの? 幸子ちゃん」
あいつらだ
あたしをパシリにしようとする男子
D「もしかして購買に行こうとしてたの?」
Dが俺のサイフを見て言った
A「ちょうど良いや
俺らも購買行こうと思ってたんだよなー」
月「え?」
C「買ってこいよ
俺らの昼飯」
やっぱり…
と思い ハァ…と小さくため息をついた
D「もちろん
従うよね
従わなかったら…」
Dがそう言うと
俺をおさえているBが腕を強く掴んだ
月「いっ…」
今のは嘘じゃない少しだけ痛かった
普通の子なら泣くんじゃないか?
女子相手にどれだけ強くやるんだこいつ
C「な
痛かっただろ?
これ以上 痛い思いしたくないなら
素直に言うこと聞け」
月「はい…」
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