4人が本棚に入れています
本棚に追加
わたしが勤め始めたばかりの頃でした。
まだ会員に知り合いもいなくて緊張していたわたしに、Sさんは気さくに話し掛けてくれていました。
かなり強烈な加齢臭を放つSさんは、他のスタッフ数名とも仲がよく、このスポーツジムの裏事情も少し知っていました。
仕事もろくに出来ず、仲のいい会員さんもいないわたしにとって、Sさんはとても話しやすい方でした。
ある日、Sさんはこんな話を持ちかけてきました。
「今度、ここのスタッフ何人か誘ってヌクレオチドちゃんの歓迎パーティーやってやるから、連絡先教えて」
「本当ですか!?ありがとうございます!」
あっさりと連絡先を教えるわたし。
しかし、それが悪夢の始まりなのでした(正確には勤め始めたことが悪夢の始まりですがwww)
最初のコメントを投稿しよう!