1人目~自称チョイエロ親父~

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わたしが勤め始めたばかりの頃でした。 まだ会員に知り合いもいなくて緊張していたわたしに、Sさんは気さくに話し掛けてくれていました。 かなり強烈な加齢臭を放つSさんは、他のスタッフ数名とも仲がよく、このスポーツジムの裏事情も少し知っていました。 仕事もろくに出来ず、仲のいい会員さんもいないわたしにとって、Sさんはとても話しやすい方でした。 ある日、Sさんはこんな話を持ちかけてきました。 「今度、ここのスタッフ何人か誘ってヌクレオチドちゃんの歓迎パーティーやってやるから、連絡先教えて」 「本当ですか!?ありがとうございます!」 あっさりと連絡先を教えるわたし。 しかし、それが悪夢の始まりなのでした(正確には勤め始めたことが悪夢の始まりですがwww)
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