再会。

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再会。

賢一は地元の青森県青森市から遥々、東京に向かっていた。 (迷いながらも4日後) 「ここが、あいつらの言ってたマンションか。まだここに、手がかりが残ってたらいいんだが。」と今日3箱目の煙草を開けながら呟く。 賢一は、期待を込めて一歩を踏み出す。すると!実に、期待を込めた1秒後マンションから出てくる真梨子の姿を発見したのだ。 なんという偶然だ、まるで道端で拾った3億円の宝くじを、後日また同じ場所に落としてしまうかのようだ。 例えが非常に分かりにくい。 そんなこんなで、賢一は真梨子のところまで行き、手を肩において。 「真梨子!だいちょ…大丈夫だったか!?心配ちたぞ!」と賢一は言うが、なぜこんな大事なところで噛むのだか、それも2箇所。 「け、賢一!」と、彼女は光の反射くらいの速度でレスポンスした。 辺りは、ちょうど夜の10時を回った頃だったがまだ明るかった、 明らかに異常気象。
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