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「待て……これには海より深い理由が……」
「ちちっ…近寄らないで下さい…!!通報しますよ…!?」
少女は涙目で俺に訴えた。
駄目だ…
もう完全に変態扱いだ…
俺…何か一つでも悪い事したか?
そうは思いながらも、流石にこのままだとマズイので、俺は簡単な状況の説明を始めた。
「…いいか?俺が身も心も疲れ果て、大好きな風呂に入る事でその疲れを吹き飛ばそうとしていた時にだな…!」
「は…話が難しくてよくわかりません…!」
な…………
「だから…パンツしか穿いてない理由はなんなんですか!?」
少女はもう泣きそうだった。
……俺の方が泣きたいから。
「……もういいや。本っ当に分かりやすく説明するぞ」
「は…はい…!」
「…まず、俺はお前の悲鳴が聞こえた」
「……はい…!」
「で、気になったからお前の部屋に入った。以上だ」
「………じゃあ何でパンツ一丁なんですか~!?」
少女はとうとう泣き出した。
「…………知るかあああ!!!!!」
俺も泣いた。
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