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「……」
「黙るなよ！言ったんだろ！言ったんだよな！隼人って！なぁ、そうなんだろ！」
「……うるさい…」
「うるさいって誰の事だよ！ほらほら～、名前を言えってば～。」
「……名前を呼んだ事がそんなに嬉しいか…」
「認めたな！今名前を呼んだって認めたな！」
「……キエロ…」
「…やだなぁ、雫ったらキエロだなんて…」
……はい？…消えろ？
はっと我に返ると血のついた木刀が俺の横を通過し、黒板を砕いた
パラパラと砕けた破片が地面に落ちる
恐る恐る雫を見ると後ろ姿しか見えなかったが、頬がほんのり赤くなっていたような気がした
お…怒ってる…よな…
この後、みんなの誤解も解け、無事にいつもの生活に戻った
今日の一言
『触らぬ神に祟りなし』
雫をからかったら…死ぬ
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