適合者

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カタッカタッカタッカタッ どこからか女性がカイ達のもとに歩いていった。 コウタ「(うぉ!?なんかすっげー美人の人がこっちくんだケド!? もしかして告白? オレってモ「立て!」 コウタ「んぁ?」 女?「立てと言っている!立たんか!」 タッ! 女?「このあとの予定が詰まっているので手短に済ますぞ。私の名前は雨宮ツバキ。お前たちの教練担当者だ。」 カイ「(女が上官か…甘く見られたな…)」 ツバキ「このあとの予定はメディカルチェックを済ませたあと、基礎体力の強化、基本戦術の習得だ。 各種兵装の扱いなどのカリキュラムもこなしてもらう。」 コウタ「(うわ~ めんどくさそ~)」 ツバキ「いままでは守られる側だったが、これからは守る側だ。 つまらないことで死にたくなければ私の命令には全て「YES」で答えろ。 いいな?」 カイ・コウタ「………」 ツバキ「わかったら返事をしろ!」 カイ・コウタ『はい…(!)』 ツバキ「早速メディカルチェックを受けてもらう。 まずは…宇場世カイ!おまえだ。 ペイラー榊博士のところまでに1500(ひとごうまるまる)までに行け。 それまでこの施設を見回しておけ。 今日からお前らが世話になるフェンリル極東支部、通称「アナグラ」だ。 メンバーに挨拶の一つでもして置くように。」 他の連中に関わるのも面倒だから そのまま博士とやらの所にいくか ………
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