流行に乗り遅れるな!

4/11
前へ
/168ページ
次へ
衣替っていっても 完全なサーファーになった訳じゃない。 髪型はそのままで、サーファーブランドの服着たりしてた。 頭がパンチは仕方ない 当時の最高なおしゃれな髪型だと思ってたし、金もかかってる。 でもやるからには、本当に波乗りがしたい。 そこでサーフィン道具一式を先輩いからゆずってもらって揃えて、知識は雑誌から詰め込んで、準備決め込んだ。 気分はサーファー 適当な言葉並べてしゃべる。 「昨日はリーフでグーフィーでパワーコードでチューブだぜ!」 言葉に何の意味も無いし知ってる言葉並べてるだけ。 ところが俺の仲間はオツムが弱い。 たちまち憧れの眼差しだ。 「スゲー! みこじが英語ペラペラだぜ!」 仲間が欲しい俺はここで皆に仲間を呼び掛けた。
/168ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加