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え?蓮が病気って嘘ですよね!!と必死になって聞くが真顔で頷くから本当なんだと改めて想うと
だから?だからですか?蓮は病気になってからアタシに連絡をしなくなった、て事なんですか?
真剣に訊ねるとごめんなさいね、それは蓮に桜には言うなって口止めされてるから言えないわ。。
でもそこまで蓮に逢いたいのなら入院先の病院を教えるから久しぶりに逢ってらっしゃいと言われて
病院の地図が書いてあるメモを渡されて さっそく向かう事にした。おばちゃんに失礼しますと言って
早足で葵と共にタクシーに乗りながら、地図を見せて、この病院までお願いしますっ!と伝えた。
ようやく念願のずっと逢いたくて仕方なかった蓮に逢える! 何の病気かは分からないけれど
濁して言うくらいだから、相当どこか悪いのは予想はしてたアタシ達。
着きましたよ~!との声で病院に着くと ○○○号室の高城蓮さん入院してますよね?と聞いて
どちら様ですか?と聞かれて恋人ですと答えて、今にも泣き出しそうな辛そうな顔をしてしまったから
あ~、分かりました。本当は家族以外には教えちゃダメなんですが、ちなみに証拠写真とかありますか?
と言われ二人で沢山撮ったプリクラやデートをした時に通行人に夜景をバックに撮った写真を見せる。
オッケーです。と言われ、どうぞと通されて身体中からドクドクドクと波打つみたいに緊張がピーク。
《蓮が一時退院も出来ないくらいの病気になっている》それが頭にこびりついていた・・・。
葵はアタシは席を外すから、二人で話しておいで♪♪と言われ、気を利かせてくれた。
エレベーターで蓮がいる病室のボタンを押すと何て喋ったら言いかな?と今更ながら考えてしまった。
部屋の前に着きコンコンと軽くノックをすると紛れもなく愛しい蓮の声が聞こえてきたー
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