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単さんの部屋は、昔住んでいた寮のように、殺風景な部屋だった。
あの頃と変わったのは、蔵書が増えた位…。
キョロキョロしていたら、服の裾をツンツンと引っ張られた。
単さんは何も言わないで、俺の顔をじっと見ている。
もしかして…と思って、抱き締めて、キスをした。
触れるだけのキスから、回数を重ねて舌を絡める。
単さんも欲情していたらしく、積極的だった。
もちろん、そのままベッドへ自然と移動した。
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