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ワラビー
「畜生カンガルーめ~!」
「どうしたの?カンガルーよりちっちゃいため、
常に劣等感を抱き続けてるワラビーくん。」
「わっ!いきなり具体的な悪口言うなよ!
タスマニアデビルちゃん。」
「悪口じゃない、事実よ。」
「君だって充分小さいじゃないか~!」
「まあそれは置いといて、
強くてデカくて人気あるカンガルーを倒す良いアイディアがあるわよ。」
タスマニアデビルの悪魔的作戦を聞き、
ワラビーはカンガルーの元に訪れた。
「なんだぁ俺様のミニチュアのワラビー!」
「うるさい!もうおまえと比較されるのは沢山だ!」
ワラビーは軽量を生かして素早くパンチを繰り出すが、
体重差があり過ぎてカンガルーのダメージは皆無だった!
「愚かなチビめ!
おまえなんぞが俺様に勝てる訳なかろうが!!
ワッハッハッハッハッハ!!」
非力なワラビーに腹を抱えて笑っていると、
タスマニアデビルが薮から現れカンガルーの喉元に噛み付いた!
「ぐわああぁぁああああ!!」
「ありがとう!
君のおかげで奴を倒す事が出来たよ♪」
「違うわ、単にあんたよりカンガルーのが大きくて殺しがいがあると思って加勢しただけよモグモグ。」
「まさにデビル!!!!」
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