何故私?

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そんな風に考えてるせいか、見た目もあまりお金かけない性格になり、ただあるのは人より少し高い身長と黒髪だけになった。こうやってぼぉ~っと毎日生活している。 そして、始まりの時はいきなり近づいてきた。それはバイトが終わり休憩しているとバイト先の後輩がいきなり 「先輩お願いします」 と言ってきた。 「どうしたの?奏」 そうバイト先の後輩、木村奏に聞いてみた 「今、有名プロダクションがアイドルを捜してるらしいんです。私こんなに可愛いでしょ。今度あるアイドルオーディションにつき合ってほしいんです」 何か面倒な話だ、しかし自分で可愛いって言うかなぁ 「何で私なの?他の友人とかの方がいいんじゃない?」 「駄目です。先輩じゃなきゃ。私が際立ちません」 まぁ~好き勝手言うなぁ~まぁ~良いけど実際奏はしゃべらなければかなり可愛いし 「色々言いたいけどそのオーディションはいつなの?」 「明日です。明日の12時から、R社内であるんですよ」 「明日かぁ~ちょっと待って」 バイトのシフトを確認してみると、明日は16時からと書いてある。まぁ~そんなに時間かからないでしょ 「分かった、付き合うだけだし良いよ」 「ありがとうございます~持つべきは年配の人ですね」
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