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「待ちやがれ!!逃げんなおさげ女!!」 キ―――(XдX)―――ン マイクに向かって怒鳴ったから…そら、キーンってなるよな…うん。 会場にいた全員、耳が痛い。 「斗真!マイクに向かって怒鳴るなよ!」 「あぁ…すまん(笑)……それで、そこのおさげ。」 「…は、はい。」 「あとで校舎裏来い。」 「え……?…はい。」 校舎裏?なんでそんな所に行かないといけないんだろう…? ……まっまさか、お金でも要求されるのかしら∑ 「おい、さっさと教室に戻れ。」 いつの間にか、澪の前には教師がいて入学式は終わっていた。 「あっ…はい、すみません。」 澪は、また考え事をしながら教室へと歩いて行った―
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