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――現在、シャワールームから出て来たエルの着替えが終了したところです。
余談だが、何とは言わないがエルのアレは小さめでした。
恐らく、AよりのギリギリBかと・・・
服装は白いシャツに薄い青色のスーツで、スカートは膝上のタイトなタイプだ。
寝起きの時とは違い、顔つきはキリッとしていて若干だが鋭い印象の目はぱっちりと開かれ、端整な顔には先程までは無かった眼鏡がある。
腰の辺りまであるプラチナブロンドの髪は、三つ編みにされ体の右側から前に垂らしてある。
エル「大丈夫、よね?」
姿見の前でくるりと一回りしながら自分の服装をチェックしていると・・・
――カラーン・・・カラーン・・
――と7時を知らせる中央広場の鐘の音が桜国に響き渡った。
エル「・・・7時か。」
窓の外を見ながらボソッと呟くと、エルは椅子に掛けていた淡い桜色のバックを肩に掛けて玄関に向かう。
エルは朝の鐘が鳴ると、家を出て外で朝食を食べそれから総合研究所に出勤するのを日々の日課としているのだ。
――エルは玄関でヒールを履くと、一度顔だけを部屋に向け無言で部屋を見つめる。
エル「・・・行ってきます。」
そう呟いた後に扉を開けて出て行った。
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