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「そーだ、俺は満利男だ!
…ってどうゆうイメージだよそれ。
正直言うと関わりたくないし面倒臭い…、
けど本当にこのまりおが何かするなら見てみたいって気持ちはある。
ちょうど新宿にいるわけだし。」
満利男と克司は二十歳だがいわゆるプー太郎だった。
二人はパチスロの収入で生活しておりパチンコ店の開店までの時間潰しがてらファーストフード店で腹ごしらえしているところである。
時間は午前9時40分過ぎ。
開店20分前になり満利男と克司は店を出ようと席を立った。
「満利男、ほんとに通報しねぇのか?
最近こういったのは冗談抜きでやる馬鹿いるんだぜ。
通報したらなんか表彰とかされねぇかな。」
カシュッ。
満利男がタバコに火を着けた。
「表彰ねぇ。
それよりどうせならそいつの言う観察者ってやつになってやるか。
ちょうど二人ともグラサンかけてきてるわけだし。
万が一、
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