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とあるアパートのとある部屋
帰省のため颯爽は荷物をまとめていた
「え~っと、着替えに財布、携帯電話、ipodに充電器、外出用の充電器…と」
こんなものか、とバッグを閉める
「さて、行くか。」
大家さんに一言伝え、鍵を渡し、駅へと向かう。
懐かしき、故郷に帰ることになった
両親は元気…まぁさっきの電話の声を聞く限り大丈夫だろう。
切符売場にて切符を買い、改札へと向かう
改札を通った後にすぐ、見覚えのある顔がそわそわしている
「怪しいな…」
しかし誰だろうか?会ったことはないはず
地味なスーツ、地味なバッグ、地味な髪型に地味な靴…
しかし異様な存在感を発していた
気になると夜も眠れない。
そんな厄介な性分のため、選んだ行動は一つ
「尾けるか…」
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