11 ネクロスの人々

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編「ふぅん、お前がそんな事言うとは珍しいな(笑) まぁいいや、今日も良い記事書いてくれよな!」 鼻歌を歌いながら自分の席に座るデスクを見ながら招待状を机の中に隠した。 作「ふぅ…危ない(汗)」 さて、と今日もネクロス中を走り回って特ダネ探しか…♪ そんな時、他紙がアザルトがルスランを押してるとゆー記事を書いていた。 作「ほぅ…♪」 って、そんな場合じゃない。 仮装パーティーは明日じゃないか。 じゃあ今日は早目に切り上げて早く準備しないと(汗) 作「編集長、今日は、外せない用事があるので、少し早目に切り上げていいでしょうか?」 俺が、そう切り出すと編集長はあっけないほど簡単にOKしてくれた。 で、夕方なる少し前に帰宅。 当然、仕事はきちんとしてるから安心を。 作「さて…明日は何を着て行くか…」 タキシード、スーツ、私服…… 改めてバラエティーのなさに愕然としてしまった。 作「まぁ、最悪、パーティーを記事にするって事で、いつもの格好もアリ、か」 まぁ、その方が落ち着くんだが。 で、やはり記者の格好にすることにした。 夜、ロッキングチェアに腰をかけながら、静かな音楽を聴き、明日への精神的な調整をしておく。 そんなこんなで、ついに仮装パーティー当日。 俺はいつもの格好で参加する事にした。 ジーンズ、ポロシャツに帽子、カメラだ。 城の入口で招待状を見せて、受付を済まし、いざ城の中に入ると、辺りは仮装してきた人で溢れかえっていた。 作「………さ、さすがだな(汗)」 お目当ての将軍達の格好をしている人ばかりだった。 作「っと、とりあえず仕事ってのも忘れてはいけなかったな…。」 カメラを構えて高いところから写真を撮っていると、遠くに、仮装した陛下や将軍達がいた。 全身を黒をメインにしたスーツを着た陛下、タキシードを着て、プリンス風なアルケイン、真っ赤なドレスで胸元なセクシーなメリーメリー、純白のドレスを着たフェルト。 思わず、見とれてしまい、写真を撮るのを忘れてしまうところだった。 作「一面決定な写真だな♪」 カメラを構えて写真を撮る。 すると階段を登ってくるコウとルナがいた。
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