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確かフェルトを庇って、一撃を魔物に与えて気を失ったのまでは覚えている。
で、なぜここにいるのか?
ピコ「フェルト将軍、なぜ自分はここに?」
当然な質問だった。
フ「馬鹿が、お前が気を失って倒れたから、面倒見てやったんだろうが…!」
あ、そういう事か。
ピコ「……あ、ありがとうございました!! もう大丈夫ですので持ち場に戻ります!!」
慌ててベッドから立ち上がり、入口に向かう。
フ「待て、お前…寝言で何か言ってたのを覚えていないのか?…」
ピコ「はっ、何か変な事言ってたのでしょうか?(汗)」
…まさかな、フェルト様可愛いなんて言ってない……のを祈ろう。
フ「ふん、覚えていないのなら、さっさと仕事に戻れ!!」
そう言われて急いで部屋を出て持ち場に戻った。
フ「…ふん、俺が可愛いだと……?///」
照れを隠す様に首を横に振り、研究に戻った。
一方、ピコも持ち場で
ピコ「俺は何を言ったのだろう……?」
ぼんやり夜空を見上げながら考えていた。
と、ここまでが俺がピコから聞いた話だ。
フェルト様に可愛いと言うとは……知らぬが仏とは、まさにこの事だ。
また、他の仲間達の体験談を書こうと思う。
取りあえず、今回の話はここまで。
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