14.夜に輝く月~Lunatic Memories~

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ダ「皆っ!陛下が来て下さったぞ!!」 その声に反応し、反撃に移るネクロス。 ルナ「よぉぉし、寝て回復したし、一気に片付けるわよ~♪」 ありったけの魔力を使い、強力な攻撃で敵を蹴散らす魔導師部隊。 小数ながら奮闘する騎士部隊。 そして、戦いに決着がついたのは明け方だった。 マ「畜生っ!このままでは…! 撤退する、全軍、撤退だ!!」 マサムネの声で、ルスラン兵は撤退を開始する。 ようやく、安全になったソーマ城に陛下が現れた。 ネ「うむ、皆の者、よくぞこの城を守りきった。 よくやった、暫く体を休めるがよい。」 陛下の労いにより、安心して休む事が出来たネクロス兵。 そして、同じ日の昼下がり。 ネ「皆の者、これより撤退したルスランの追撃を決行する! 動ける者は余と共に来い!」 ルナ「陛下の側に……/// よし、絶対に参加しよっと♪」 出発は明日の朝一らしい。 今夜はゆっくりと休もう。 そんな事を思いながらも酒場へ。 ルナ「景気づけに、一杯飲んでおかないと♪」 カクテルを注文し、飲んでいると横に見慣れた男性が座っていた。 確か、どっかで見たことある、しかし誰だろうか…? そんな事を思いながら飲んでいると ネ「何だ、さっきから余の顔を、じろじろと見おって」 理性の回線がパンクした。 何で? ここに陛下が?! ……… ルナ「へ、陛下?!」 そんなルナの反応を楽しむ陛下。 ネ「ダイコクから、聞いたぞ、かなりの活躍をしたそうだな。」 陛下が私を褒めてくれ…て… ふにゃ~と、その場うつ伏せたルナ。 ネ「な、何だ、こいつは…(汗)?」 ハプニングに慌てる陛下。 バーテンダー「先程から、ずっとこの状態でしたよ、陛下。」 バーテンダーに言われ、世話が焼けるといいながら、おんぶして、部屋に運ばれるルナ。 部屋に着き、ベッドに寝かされると ネ「…全く、大丈夫なのか、こいつは… まぁ、頑張った褒美をやろう…」 軽くルナの唇を重ねた陛下は、そのまま部屋をでた。 これを知ったのは暫く後の事で、また回線がパンクしたのは秘密だ。 終 では、また会おう…
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