4.メリーメリー将軍

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4.メリーメリー将軍

辺りを見渡せば、手術台、医薬品が所狭しと並んでいる。 そんな部屋に一人の女性がいた。 「メリーメリーよ、入るぞ。」 メリーメリーは声のする方を向いた。 「あら、陛下。 どうかされたんですか[?]」 飲みかけの紅茶のティーカップを置き、白衣を着た。 「余が来るのが、そんなに珍しかったか[?]」 微笑を浮かべるネフィリム陛下。 「いいえ、ところで本日は何か用事でも[?]」 「ルスランの先々代の王の墓から、遺体を収容してな、かの憎きルスラン共に、大打撃を食らわせてやりたくてここに来たのだ。」 話を聞いていたメリーメリーは微笑を浮かべながら 「改造…ですね[?]」 と言った。 「さすがは、メリーメリー、余が言いたい事が分かっているようだな。 とにかく、あの遺体を兵器として戦場に投入したい。 出来るだろう[?]」 「ええ、私にかかれば、短期間で作り上げます。」 ネフィリム陛下は、その言葉を聞くと、満足そうな笑みを浮かべながら、去って行った。 「さて、久々の改造だから、腕を振るっちゃおうかな。 難しい所は、フェルトに頼めば良いんだし♪ ふふっ♪」 第4章 メリーメリー将軍 終
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