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６.戦場にて
アザルトとの戦場、ネクロス陣営で優雅にワイン飲むアルケイン。
戦いが始まってからは、アルケインは好物ワインを飲みながら、少しずつ溜まりつつあるストレスを解消しているのだった。
そんな優雅な時間を、ぶち壊す事件が起きた。
｢入るぞ。｣
｢入るわよ。｣
入口にフェルト将軍とメリーメリー将軍が立っていた。
｢おやおや、この様な場所まで。どうかされましたか[？]｣
ワイングラス片手に笑うアルケイン。
｢貴様…いつまでそうやって、ワインばかり飲んでいるつもりだ…[？][★]｣
｢陛下も、内心面白くないみたいだから、様子を見に来たのよ。｣
そんな二人を見て、笑みが消えるアルケイン。
｢そ、そんな事はありませんよ。 私が率いる軍が負ける筈など有り得ませんからね♪｣
手に持っていたワインを飲もうとした瞬間。
ブチっと何かがキレた音がした。
｢…おい…[★]｣
｢ちょっと、そのワイン貸してもらうわよ[★]｣
フェルトとメリーメリーはアルケインから、ワインを奪い取ると、地面に投げ付けた。
｢……❗❗ あぁぁぁあ❗わ、私のワインがっ❗❗｣
目の前で起きた現実に、呆然とし、うなだれるアルケイン。
｢これに懲りたら、さっさと戦果あげてこい･てくることね❗❗｣
｢わ、ワインが…｣
ドカッ❗ボコッ❗
｢ぐはっ[？]❗｣
帰り際に、二人から一発ずつ殴られて、地面に倒れ込んだ。
その仮面の下から涙が流れていたのは、誰もしらない。
６ 戦場にて 終
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