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「うそ……迷子?」
しばらく出口を探して歩いていると後ろに気配を感じた。
もしや、人!?
希望を込めて振り返るとそこには化け物がいた。
『ハラ……ヘッタ……』地獄から沸き立つような低い声。
歩は言葉にならないような悲鳴をあげながら暗雲に逃げ出した。
化け物は直ぐに自分の後ろに来ている事に気づいた。
もうだめだと歩は思ったがもう遅かった、痛みを感じる暇もなく倒れてしまった、そこには胸に直径20㎝の穴があいていた。
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