仲間はいらない

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「ふぅ~、終わった終わった」 「あ、あんたが…白い翼のジュン…」 やはりフランは驚きを隠せない 「そうだよ、さあて船に戻るかな」 「えっ、えっちょ、ちょっと」 「おっと、お礼がまだだったな、サンキュ」 …そんだけ? なんかもっとこうないの?! 本気でフランは驚いた 「あ、あんたそんだけ?」 「お礼は言ったぞ、先に言っておくが、仲間はいらないからな」 「えっ…私まだなにも…」 なにも言ってないフランは驚いていた 「缶ぶつけられる前にぶつぶつ1人で俺の話してたからな」 納得だ だが、腹ペコで死にかけてなかったか? 突っ込んだらまた長くなりそうなので、突っ込まなかった 「べ、別にあんたの仲間になろうなんて、か、考えてないわよ」 「そっか、んじゃな」 そう言ってジュンは消えた なによアイツ…
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