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ここは世界でも三本の指に入るほど大きな街、ガルリア
街の中心に大きな噴水があり、街の中にはクモの巣のように小さな川が流れ、洋風な街並みの水上都市だ
その街を歩く一人の女性
魔導師フラン
「はぁ…、空賊ホワイトウイングが来てるって言うからガルリアに来たのに、居ないじゃない!!」
怒りに耐えられず空き缶を蹴り飛ばす
それは、目の前を歩いているフラフラの男性を直撃したのだ
「ぐはっ」
バタっ…
…シーン
「えぇぇー!?ねぇちょっとちょっと、大丈夫?ごめんなさい?大丈夫ですか?」
いくら問いかけても、男性は起きない
と、その時
「た、助けてくれ…」
「ど、どうしたの?」
「…腹…減った…」
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