プロローグ

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「雄太…今、凄く幸せ…」 寝室で女性が俺に話しかけてくる ベッドの上に座って互いに寄り添っている 「ははっ、急になんだよ…」 「だって、本当に幸せなんだもん…」 腕の中で女性が甘えた声で言ってくる 「…俺もだよ、美咲…」 自然と抱き寄せる力が強くなる 「雄太…」 美咲は上目遣いで俺を呼ぶ 「…どうした?」 見ると、美咲は目を閉じて唇を突き出してきた 「………………」 そのまま俺も顔を近づけ唇を重ねた
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