2日目

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つーか、今あなた何とおっしゃいました? バイト? 「あの、バイトって…」 「Ah?小十郎に何も聞いてなかったのか?」 起きた瞬間あなたが来たからね! おかげで名前すらまともに聞いてない!! 会話から何となくそれとなく理解したけど。 猫の人が政宗さん。 俺を助けてくれたのは小十郎さん。 この人はきっと狸の耳だ。 「おい小十郎。こいつに説明してやれ。」 どうでも良いけど俺様な人って苦手だなぁ。 「お前、………」 「飛鳥で良いですよ。」 「そうか。 飛鳥、お前は今日からうちの店で働いてもらう。」 以上だ。と言って小十郎さんは口を閉じた。 …なぜ働くことになったのか聞いたはずなんですけどもね? 答えが返ってこないという。 「そういうわけだ。 よろしく頼むぜ新入り。」 「はあ、で…何故俺は働くことになったんですかね?」 政宗さんの言葉をスルーして尋ねてみた。 すると小十郎さんに怪訝そうな顔をされた。 正直凄まれてるような気がして怖いです。 …詳しいことは聞くなと、そういう意味なんだろうか。 そしてたっぷり沈黙…政宗さんが騒いでいたので沈黙とは言えなかったけど…の後に小十郎さんは口を開いた。 「説明してなかったか?」
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