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次は俺の足に刺さるんじゃないかな~…
「それより姉さんはまた徹夜したんですか?」
「うん…まぁ、徹夜しないと締め切りに間に合わないし」
後で聞いた話だが、蒼乃さんはライトノベルの作家らしい
挿し絵も自分が描いていて、それがとある編集社のお偉いさんの目にとまり
「今では青年誌などで掛け持ち連載をしているのであった」
「説明ありがとうございます」
と言うわけで寝ていたらしい
しかし、そんなに忙しいのに蒼乃さん、バイトなんてして大丈夫なのか?
「それより蒼乃さんも食べてみません?尋貴さんの手作り料理美味しいわよ~」
「ん、ちょうどお腹空いてたから食べる」
パクッと一口巾着を食べる
「…」
無言でもう一口
「…」
結局一言も貰えずに再び自室に戻ってしまった。
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