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「…………ひとみしり……」
瑠璃からの返答を待つこと五分……。ようやく瑠璃が口を開いた。
なるほど、人見知りが原因なわけか。にしては異常な反応だと思うのは気のせいかな?
「なら、俺と一緒に行動すればいいよ。」
「………………ジー……」
ん?なんかすっごいガン見されてるんだけど……。
「………………こくはく?」
頬を染めながら呟いた瑠璃。
って、は?なんでそう捉えちゃったわけ?
「いやいやいや!そんなわけないじゃん!」
「………………(ウルウル)」
あ、やばい。また泣きそうな顔しちゃった。え、僕が悪いの?
どうすんのよ俺!?
「……なーでなで」
気付いたら頭を撫でてました。
……って僕!なに小さい子供あやすように頭撫でちゃってるの!?
そんなことで泣き止むわけ……
「………………みゅうー」
あった。
瑠璃が嬉しそうにしてるし、正解なんだろうな。
はぁ…よかった。視線がとても痛かったよ……。
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