第7章 新たな一歩へ

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『俺はなぁ、勘助… 長野業正と申す英傑にの、 恩義があり、多大なるものを 教えてもろうた…』 その言に勘助は 話に聞き入る様に、 ふむ、ふむと首を振る。 勘助 『箕輪の業正様の武勇は、 全国に響いたる高名‥ 幸隆様が慕うお気持ちも 分かりまする。が‥ 幸隆様っ、本題に入りたいのですが‥』 神妙な面持ちで言葉を切り 幸隆の目に視線を向ける。 それに向け幸隆も、視線を合わせた。
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