242人が本棚に入れています
本棚に追加
/135ページ
勘助
『それがですな、殿』
晴信は、一変して、ん?と言う
表情を浮かべると
晴信
『勘助、何だ?言うてみよ』
勘助
『幸隆様が申すところ、
武田家に迎え入れられるに辺り、
条件あり。と、』
その言葉を聞いた晴信は
視点を勘助からそらすと
晴信
『ふっふっ、
領土返還だけでは
足るまいな、
少々、甘く見ていたか、
して、勘助、その条件とは
何だ?』
気前良く話す晴信に
勘助はひとつ返事をすると
無言になった。
最初のコメントを投稿しよう!