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幸隆
『時に晴信様、あ、いやお館様!
一つだけ質問をしても?』
晴信
『ん、何であろう??』
領地宛がい、居館など
生活的な話合いが終わった頃
幸隆は晴信に問いかけた
『某も今日よりは、
武田家が家臣。
粉骨砕身して働く所存
して、お館様が目指す処とは
何処か!?』
先程までニコニコしていた晴信は
表情をキリッとさせると大きく答えた
『百年続く乱世、
各地に大名か割拠し
幕府はおろか、朝廷さえも
日の本をまとめきれぬ。
我、目標は日の本の一統であるっ!!!』
幸隆はその言葉を聞くと
ニコッと微笑むと
『我が大将に頼むには
それくらいは目指してもらわねば。
風林火山を京に打ち立てる日が、、』
『うむ、その為には
非情なる手も取らねばならん。』
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