第4章 相模の獅子

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出陣ーー!!! 大きく響く号令と共に 法螺貝の音が鳴る。 ブォー!ブォーー!! 数ヵ月の時が経ち 出陣の時を迎えた。 幸隆も手勢を率い 上杉軍配下 長野 業正軍に 参加していた。 業正が馬上より幸隆に 会話を持ちかける。 『此度の戦、一挙に北条を 叩くんじゃ!長期となろう』 『そうでしょうな! して、こちらの総勢は?』 興奮気味の業正に対し 幸隆は愛想笑いし問いかけた。
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