第4章 相模の獅子

27/31

242人が本棚に入れています
本棚に追加
/135ページ
【ガキィーン!!】 【バキィーーン!!!】 あちらこちらで、 武器が音を響かせる。 混戦‥まさに混戦状態である。 『殿に手出しさせるかいっ!』 バキィーンッっ!!! 幸隆 『おぉ!甚平、ヌシ腕を上げたな!』 幸隆は駆けに駆け、 上杉憲政の隊を援護する様に 周囲の敵軍を蹴散らしていた。 憲政 『真田!感謝する! 北条を‥氏康を甘く見たか‥ 口惜しいが今は退却し 体制を立て直す!!』 幸隆は長野業正軍と 合流に成功するが、 まだまだ回りは北条兵が 殺到している有り様であった。
/135ページ

最初のコメントを投稿しよう!

242人が本棚に入れています
本棚に追加