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氏康
『大半の軍勢は領内から、
一掃した様じゃなッ
残りの部隊も、もう国境
近くであろう、押しのけい!』
氏康は追撃を止ます事無く
行っており、実質 北条の領内に
残るは殿部隊を担う部隊だけに
なっていた。
北条の追撃隊も、
国境近くになると
攻撃の一手を抑えはじめ
連合軍方の部隊も
いよいよ本国への帰路に、
着こうとした頃…
相模と上野の国境付近に
新手と見られる軍旗が
姿を現し始めた。
風
林
火
山
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