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真田勢が突撃してくると、
武田本陣は混戦状態となった。
そんな中...
晴信は幸隆と一戦交え様と
馬の歩みを止めず駆け出した。
『御館を止めよーーッ!』
『殿ーッ、ならぬ!なりませぬ』
晴信を止め様とする声が
相次いで続くが晴信は、
それらを無視し一騎駆ける。
『くっ!殿を守れーッ!』
『御館を死なすで無いーッ』
晴信の後を兵が、
駆け足に追って行く。
混戦の最中、
二人は数年を経て
再びの再会を果たす。
晴信
『北条の援軍として、
牽制にのみ。徹す為来たが…
弾正…、昔年の決着つけようぞッ』
第一声に晴信が幸隆へそう吠えた
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