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幸隆は驚いた面持ちで..
『そっ!!そちは・・・』
晴信も驚いた表情で..
『ん?何じゃ‥ヌシ等、
見知り合かー‥!!
何にせよ、邪魔だてを、
しおって~ッ‥』
晴信もその男に言葉を掛ける。
その男は、
後に戦国の伝説的軍師と、
謳われる事になる...
山本 勘助であった。
勘助の登場に、
板垣と甚平も
打ち合いを、止める。
場は徐々に静寂な雰囲気へと、
なっていく。
幸隆
『かッ・・勘助ッ!!
お前、武田に仕えておったのか‥
久しいのう、
また会えて嬉しいぞ!勘助』
そう言うと幸隆は刀を手に取り
刀を構える晴信と再び、
対峙した。
そうして‥
最後の、
最後の太刀打ちが行われる。
板垣
『勘助ぃ‥!止めよ!』
甚平
『勘助~っ!止めてくれー!』
ガッキィィィーーンッーー!!
再び、大きな金属音が響き渡った
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