第6章 各々の動向

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幸隆 (だが、しかし・・・ 往年(昔)の事とは言え、 武田や信濃豪族連合により 俺は、小県 佐久 真田の地を 追われた・・・ それが今になって、 使者をたてて来るとは・・・ どういう話なんだ?? まあ良い、白風っ! もっと飛ばしてくれーっ!』 愛馬の速度を早め 駆け足に飛ばした幸隆は、 自邸に辿り着いた。 すると館の中から、 大きな声が聞こえてきた。 棟綱 『武田の家臣が、 幸隆に何の用じゃー!!』 隆正 『貴殿等は、 幸隆殿を領地から、 追い出した者等であろう!!』 その声は、 海野棟綱と河原隆正であった。 幸隆はその声を聞き 早足に邸の中に入り 部屋へと向かった。
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