ひとり

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「おい…若造、大丈夫か?」 (俺に話しかけているのか?) 「じぃじ、しんでるの?」 「うーん…。寝てるだけだろ?」 「ふく、ボロボロ~」 「…。よし。連れていこう。」 「わぁい!」 俺は“じぃじ”とやらにおぶさりどこかに連れていかれようとしている…。 警察か…?危ない場所か?どこ行くんだ? このまま死なせてくれよ…。 でも、抵抗する力もなかったし…俺はだんだん意識が遠くなっていくのがわかった… “じぃじ”と共にいる女の子の歌声がだんだんと小さくなっていったから…。 .
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