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あなたは、どこか隠れる場所はないか必死に探す。
階段の上のフロアは、長い廊下がまっすぐ続いているだけで、隠れられそうな場所がない。
するとそこに、左へ続く通路を発見し、あなたは迷わずそっちの方へ逃げる。
しかし、その途中のドアはすべて鍵がかかっていた。
あなたは、次第に焦りだす。
『とにかく、前に進むしかない…!』
あなたは、冷や汗をかきながらひたすら前進した。
しかし、最悪の事態は起こった…。
『行き止まり…!!』
あなたの行く手は、両開きの大きな扉に阻まれた。
皮肉にも、ここが出口のようだが、あいにく頑丈な南京錠がかけられていて、とても開けられそうもない。
あなたは、おそるおそる後ろを振り向く。
今来た道なのに、ものすごい威圧感があった。
薄暗く、静まり返ったその廊下は、極限まで恐怖を駆り立てた。
あいつがもしこっちに来たら、おそらくあなたは…。
人間として、本能的に取る手段は二つ!
さぁ、死にたくなければ選ぶのだ!
A 端っこにうずくまってやり過ごす。(14ページへ)
B 一か八か、もと来た道を引き返す。(15ページへ)
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