3人が本棚に入れています
本棚に追加
『誰か来るかも知れない。しばらく待ってみよう。』
あなたは、自分が入れられた牢屋に戻ってベッドに座り込み、しばらく待つことにした。
カツン…カツン…カツン…。
いつの間にか眠りこけていたあなたは、謎の足音に目を覚ます。
誰かが階段を下りて、このフロアに近づいているようだ。
足音はやがて、階段を下りきった辺りで止まった。
次の瞬間…!!
ガギッガガガッ!!
なにやら、鉄を引きずる音…!!
『な、なんだ?』
あなたは、おそるおそる音のした方を覗いてみる。
『うっ!?』
あなたは息を飲む。
そこには、なにやら黒い人影が牢屋の扉をこじ開けているのが見えた。
なんという怪力だ!!
『これは逃げないとやばいかも知れない…!だけど、出口の階段はアイツの向こう側だ。』
するとアイツは、そのまま何かを探すように牢屋の中に入って行った。
A 今だ!出口まで走り抜けろ!(5ページへ)
B ベッドの下に隠れて様子を見よう。(6ページへ)
最初のコメントを投稿しよう!