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『立ち去ることを信じてじっと待とう。』
あなたは息を殺し、じっと待つ。
アイツの足は止まったままだ。
自分の心臓の鼓動が聞こえる。
『早く…早くどっか行け!』
あなたは目を閉じ、心の中でそう叫ぶ。
『あれ…?』
再び目を開けた時、そこにアイツの足はなかった。
グシャッ!!
ベッドが壊れる音と同時に、肉が飛び散る鈍い音がした。
一体なにが起きたんだ?
そう思いながらあなたは、暗闇に包まれていく…。
そう…
永遠の暗闇に…。
DEAD END
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