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次の日の朝。
あたしは亮の腕の中に居た。
この手を離したくない。
そう願う。
隼人は涙を流してあたしたちの恋を喜んだ。
皆も同じ。
昔を知ってるだけに、
皆思い入れが違う。
泣き出す奴がいれば、
お祭り騒ぎの奴もいる。
『幸せ』ってもんは、
あたしには永遠に無縁なものだと思ってた。
まぁそれなりに。
自由に生きて自由にヤって、
それであたしはいいって思ってたけど。
どーやらそれは違ったみたい。
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