最終章

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そして柳さんからこっそり聞いたのはあのダミー・咲羅の話。 荒れに荒れまくってる彼女は、 結局人の客に次から次へと手を出しまくり即刻クビになったらしい。 昨日の話だって。 柳さんにも、ひたすら電話が来ていたという。 が。 さすがは柳さん。 「最初からてめぇみたいの相手にしてねぇんだよ。 消えろブスが。」 100%の柳さんの威圧に、 消沈した咲羅の姿が目に浮かぶ。 ウケる。 まぁあたしなんかを、 図々しくも真似しようとするからこうなるんだ。
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