【小説】出会い時々…!? 洸の場合

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「お~い。そこの短髪君」 あわあわと取り乱していたアイツが、オレの呼び掛けに気付き頭の上に?マークが浮かんでいそうな勢いで振り向いた。 しめたとばかりにオレは奴の喉元に己の左腕をたたき込んだ。 俗にいうラリアットってやつだ。 「ぐはぁっ。」 ナイスリアクション。 「何すんだよ!!」 「スマンスマン、オレは亜愚那 洸。お前は?」 「俺は師隆 扇牙…。」 オレが思っていたよりコイツ…もとい扇牙は明るいが人見知りのようだ。 「そっか、よろしくな~」 まだ若干あわあわしている扇牙を見て洸は、がっしりと後ろから抱きしめ…もとい羽交い締めにした。
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