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だって、ズット僕は嘘をついて生きてきたから。
周りの人にも、ヒョン達にも、貴方にも、僕自身にも。
貴方への想いをズット隠し続けて来たんだから。
背中合わせに、寝ているけれど、貴方に僕の音が聞こえないか不安になる。
どんなに、冷静を装っても、心は嘘なんてつけない…
唯一素直に反応する音。
耳をすませば、僕の音と…
貴方の寝息が聞こえる。
貴方の安らかな寝息は残酷。
だって……
僕の事をなんとも思っていない証拠でしょう?
ただのマンネで、メンバァ…
どんなに大切に思われていても、たった一人が貰える特別じゃない……
貴方と2人で眠る夜。
背中合わせに…
触れているのに…
すぐそこに貴方の温もりがあるのに…
背中から伝わる温もりは、今までよりズット…
遠くに感じた。
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